植木にとっては”恵みの雨”

昨日25日、日曜日は、藤枝市では大雨でしたね!

 

お仕事やレジャーに支障が出てしまった方は残念な週末でした…(*_*)

 

真夏のこの時期に日照りが続きましたが、みなさまのお庭の植木はお元気でしょうか?

 

しっかりと根付いて、根っこが地中に広く張り巡らされている植木は、夏場の乾燥にも耐えることができますが、植込みから一年未満の植木は、根張りが十分ではありません。

 

植木 ナツツバキ 堀上時

植木 ナツツバキ 堀上時

写真はナツツバキで、お庭に植えこむために、地中に張り巡らされた根を切り、運搬・植込みできる大きさにし、麻の布で巻き(根巻きといいます)、植込みの準備をしてあるものです。

 

植物は、根っこで水を吸い上げ、葉っぱから水を放出します。

 

写真を見ると、根巻きしてある状態の植木は、地上部の葉の部分の割には、地下部の根の部分の割合が少ないように感じませんか?

 

葉っぱからはどんどん水を放出するのに、水を吸い上げられる根っこはこれだけしかないのです(゜レ゜)

 

 

春から夏にかけて、葉からよく水を出す(蒸散といいます)時期には、地中に植えこんである樹木の根の周りだけ乾燥していることもしばしば。

 

自分の届く範囲の水をどんどん吸い上げているのです\(^o^)/

 

そのため、この地上部に対して小さい地下部の根の周りの水がなくなるともう大変です!

 

葉っぱからはどんどん蒸散しようとするのに、蒸散するための水がないのです。

 

そうすると、樹木の中の水がだんだんなくなり、カリカリと乾燥してしまい、最悪の場合かれてしまいます(@_@;)

 

そのため、植えてから一年目は特に水やりが大切なのです!

 

特に乾燥の激しい夏場には、よーく樹木を観察して、たっぷりと水をあげてくださいね☆

 

詳しい水やりの方法は、立花ガーデンオリジナル、☆「樹木みずのあげ方」プリント☆がございます♪

 

ご相談のお客様にさし上げていますので、お気軽にご相談ください(^u^)